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クァトロブームは、北陸のエンターティメント企業です。

MURATA GROUP NEWS

Vol.5

クァトロブームスペシャルゲスト対談 Vol,5


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ムラタグループ創業50 周年記念対談

テーマ : 社是「信用と和」を原点に新しい挑戦を。

クァトロブームのブランディングに所縁のあるゲストをお招きして年に一度行われるゲスト対談。
今年のゲストは、福井を舞台にした映画「つむぐもの」(2016 年春公開) の監督を務める犬童一利氏。同氏はクァトロブームのテレビCM でメガホンを握る山口ヒロキ監督のビジネスパートナーで、同テレビCMのシリーズにも初回から参加しています。「つむぐもの」のPR で福井を訪れた際に行われた村田展隆社長との対談をご紹介します。


ゲスト 犬童一利プロフイール
いぬどう かずとし●映画監督 
神奈川県出身、中央大学卒
2016年3月公開の映画「つむぐもの」の映画監督をつとめる。クァトロブームCMのロボットシリーズの「サッカー篇」からプロデューサーとして参画。監督の山口ヒロキ氏と共同で製作会社を設立している

■主な作品
『フリーバイバイ』
(短編映画 2010年 脚本/監督)
『SRS♂ありきたりなふたり♀』
(2012年 監督) 脚本 守口悠介
第1回 氷見絆国際映画祭 優秀賞受賞  
関西クィア映画祭2012 出品  
第8回 香川レインボー映画祭 出品
『カミングアウト』(2014年 脚本/監督)
出演:高橋直人 (俳優) 岡村優 夏緒 高山侑子 秋山浩介(TooT Aki) 歌川たいじ 一ノ瀬文香 美漸 - Bizen 他
『マリナが出てきちゃう』(短編映画 2014年 脚本/監督)
『早乙女4姉妹』(2015年 脚本/監督)
出演:清水絢子 寒川綾奈 福田愛美 椿明来 前田希美 イジリー岡田 他
『つむぐもの』(2015年 監督)
脚本 守口悠介 出演:石倉三郎 キム・コッピ 他
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クァトロブームのテレビCMの歴史

犬童創業50周年とお聞きしましたが。

村田祖父と父が自動車修理工場を始めてからちょうど50年が経ちました。今の工場も一部は42年前に建てた当時のままなので、感慨深いものがあります。そういえば、明和電機の土佐社長がCMの打ち合わせでこのムラタ本社へ来たときに、隣りにある自動車修理工場を見て最初のロボットのCMを思いついたらしいんです。土佐社長のご尊父も工場を経営されていたということなので、そこからアイディアが生まれたのかなと思います。最初のCMでレトロなイメージの工場が登場しますが、ここでロケが行われました。

犬童クァトロブームのテレビCMといえば山口ヒロキ監督ですね。僕もいっしょに映画の勉強させていただいていて、5〜6年前から編集をいろいろ教わってるんです。

村田犬童監督はどうして映画監督になろうと思ったのですか?

犬童大勢の人と一つのものをつくりたいという気持ちがずっとありました。高3の頃も映画関連の学校の資料集めをしていたくらいで。

村田そのまま映画の道に?

犬童いえ、ちょっと遠回りをしました(笑)中央大学の商学部に進学して、新卒でUSEN の子会社のインテリジェンスという会社に営業職で入社しました。その後、親会社のUSEN に出向して二年間、銀座で営業していました。でも映画監督になりたいという葛藤もあって・・・そんな頃に山口監督と出会って、会社を辞めました。その頃、山口監督はSF 映画を撮っていたので、その映画のプロデューサーを経験させてもらいました。クァトロブームのTVCMもすでに何本か撮られていた後だったので、僕も明和電機の土佐さんとライブ篇の撮影をさせてもらいました。正式な現場のお手伝いは松田百香さんのライブ篇からになります。

村田 KISS ロボのシリーズからですか? それじゃあ、かなりクァトロブームのCMの歴史をご存知なんですね。

犬童はい。それに現場スタッフは当時からみんな知り合いだったんで、お話はいろいろと聞いていました。最初のシリーズをムラタ自動車さんの工場で撮影した際も、福井まで車を運転して、それから雪の降る中で撮影したという話も(笑)

村田北陸の降雪をお伝えしきれていなかったです(笑)御苦労をおかけしました。そのあと、役者の津田寛治さんが、あのロボットを気に入ってくれて、福井テレビの企画でオリジナルドラマをここで撮影してくれたんですよ。ちょうど夏休みだったんで、私も子どもたちを連れて見学に行きました。津田さんと一緒に写真を撮ってもらったんですけど、私が短パン姿だったので最初はキョトンとされてしまいました。どこの兄ちゃんが来たのかと思われたみたいで( 笑)

犬童津田寛治さんは「つむぐもの」のキャスティング案として候補に上がっていました。なんといっても福井県出身の大御所ですから。実際に「つむぐもの」に出演して頂いた福井県出身の俳優は、天皇の料理番というTV ドラマで黒木華さんが演じた高浜俊子の父親役を演じた日野陽仁さんです。日野さんはドラマの方言指導もされている方なんです。ところで、ムラタグループとして50 周年という節目にどういった取り組みをされているのですか?

50 周年の集大成とテレビCM制作陣のこだわり

村田各事業を強化するために、今年はアミューズメント事業で1店舗、飲食事業で2店舗を新たに富山県で出店しました。そしてグループの活性化を促すために新規事業としてゴルフ場の経営に進出しました。

犬童凄いですね!

村田ありがとうございます。それからそういった新しい取り組みと平行して、従来の方針や使用されてきたものの修正を手掛けています。大きなところではロゴのデザインです。私が入社した当時、新しいブランドとしてクァトロブームが石川県の鹿島にできたのですが、それから20 年が経ったので、常務とスタッフのみんなで時代に合わせたロゴのデザイン選びに取り組んでいます。新しく変わっていかなくてはならないという、シンボルとしてのロゴですね。参考に他社の50 周年事業をいろいろ見せていただくと、だいたいが原点に戻るというか、創業精神を再確認するといったケースが多いようでした。当社は「信用と和」という社是に大切な要素が集約されているので、すごくありがたい言葉だと思っています。

犬童村田社長は三代目にあたるんですか?

村田そうです。祖父、父、私と代を継承しました。次の代にいい状態でバトンタッチするために、常務とスタッフのみんなとスクラムを組んでいろんなことにトライしていきたいです。犬童さんはちょうど当社の表現などがいろいろ変わろうとしている時期にCM 撮影に関わってこられて、どんな感想をお持ちですか?

犬童「変化させていく」という強い気持ちをもっていらっしゃると感じていました。山口ヒロキ監督も僕もいろいろな企業のPR 映像を撮らせて頂いているんですが、凄く変化に富んでいるのではないかと思います。最初は「クァトロブーム」という言葉を聞いたときに、どう進めていくべきかがイメージできなかったんです。それから、ロボットをオリジナルでデザインするところから始まって、シリーズ展開が続いて、耳に残る音楽がつくりあげられて。今回撮影に来た丹南でも、武生と鯖江にお店があって、皆さんよくご存知ですよね。それに明和電機の土佐さんとコラボできるんで圧倒的に面白いです。

村田土佐社長の発想は斬新ですからね。土佐社長とは、プランナーの吉田一彦氏が携わってから新しく作った最初のCM 企画で出会いました。その前のシリーズが東北新社取締役CM ディレクターの中島信也さんが監修したものになります。もともと当社が使っていたピーマンのキャラクターを新しくしてアニメーションを作ったんですが、その声優のピーマン役を土佐さんが演じてくれました。そしてマーメイド役は元アイドル歌手で人気少女アニメ「クリーミィマミ」の声優太田貴子さん。中島さんは、以前クァトロブームのCM で使っていたマネキンシリーズもリメイクしてくれて、その時は店長・主任・男女スタッフの計4 役の声を一人で演じてくれました。

犬童4役もですか。

村田はい、メーキング映像がクァトロブームのサイトにあります(笑)その次にプランナーの吉田氏から何か新しいものを作ろうという提案があったんです。その時期がちょうど土佐さんプロデュースの「オタマトーン」の発売時期と重なっていたので、なにかコラボレートできないかなと。それでよしもとクリエイティブエージェンシーのアイドルユニットNUT のデビュー曲「春のおめでトーン♡ありがトーン」のイメージビデオ用につくったロボットがあったので、もうちょっとカワイクしてキャラクターにできないか、という打診を吉田氏から土佐社長にかけてもらいました。それを承諾された土佐社長が福井の本社へお見えになって、CM展開を絵コンテで説明してくれました。
お正月早々、福井で工房用の場所を借りて、突貫工事で12 体くらい作ってくれたのがロボットシリーズの始まりです。次の体操編のCM では、そのNUT の3 人の中から花乃由布莉(はなのゆうり)さんが初代CM ガールとして出演してくれてます。

犬童さすが土佐さん、ですね。サッカー篇のロケの時は、横浜の美大のグラウンドを借りて撮影しました。ロボットのなかには学生に入ってもらって、土佐さんがダンスをその場でレッスンしてました。

村田あのダンスは大運動会のCMでも披露しています。

新イメージキャラクター「ダチョウ倶楽部」

犬童クァトロブームのCM 制作は、吉田さんがプロデューサーで山口監督と土佐さんがコンテと演出を共同で担当されています。今回のテレビCM 企画の打合せで、最初に絵コンテを見せてもらった時に、ダチョウ倶楽部って聞いて「えっ」と思いました。芸能界でもトップクラスの方々なので、正直、大丈夫かなと感じていました。でも村田常務さんや吉田さんと太田プロの本社へ伺ったときに、ダチョウ倶楽部担当のマネージャーだけじゃなくて、太田プロの社長さんが直々に打合せに出席されたんです。撮影当日はスタジオにも来て頂いたので驚きました。普通は来ませんから。ダチョウ倶楽部のお三方も撮影の現場で直接見て、想像していたよりも優しい方だなあと。物腰もすごく柔らかくて、現場でも揉めたりせずに、むしろギャグを言って笑わせてくれたんで、ホントに助かりました。そこがすごくよかったなぁと。それにしても、どうやって起用の承諾を得たのかなあと未だに感じます。

村田これまでもすごくいろんな方に支えて頂きました。そのなかで「どうやって、あの人といっしょに仕事を?」というふうに聞かれたことが何度かありました。うちの仕事は凄く大衆向けなんで、逆に違う世界のシンボリックな人に関わってもらうことで世界が広がるように思えるんです。必ず上手くいくとは限りませんけど、当たっ
て砕けろみたいなところもあって(笑)それにダチョウ倶楽部さんは、今までもお店に何回か来てもらったことがあったんですよ。

犬童最初、山口監督から、「ダチョウ倶楽部が起用されたんだって」って聞かされた時、大物すぎてビックリしました。映画の場合と違って、競合とかの関係もあるだろうし、契約金の想像がつかなかったです(笑)

村田北陸エリア限定の出演ですから。

本多(㈱福井新聞PRセンター)地元の広告代理店の営業として長年仕事してますけど、東京にある撮影スタジオの雰囲気とスタッフの人数にびっくりしました。たぶん、この先20 年仕事しても、あんな現場に見に行けることはなかなか無いだろうなと思います(笑)

村田僕も一度撮影現場を見に行かないといけないですね。

犬童今回、ダチョウ倶楽部さんの撮影クルーとしては、あれでもミニマムです(笑)ソフトバンクさんやアフラックさんのCM 撮影はもっと多い人数だと思いますよ。今回でもダチョウ倶楽部さん専用のメイクさん、スタイリストさん、マネージャーさんが二人、それから太田プロの社長さんもお見えになりました。三人の控室の手配も苦労しました。ホント、なかなかそんな大きなスタジオはそもそも空いてないんです。助監督を増やしたり、かなりスタッフも膨らんだんですけど、それでも少ない方でした。撮影後にダチョウ倶楽部さんに「おかげでスムーズにいきました」と言って頂きました。

村田子どもだとロボットのキャラクターやダンスの動きで覚えてくれるんでいいんですけど、大人に訴求するには誰がいいかと考えたんです。目指しているイメージの方向性でも、起用できたらいいなとずっと思っていたんです。

犬童 CM の最後の「ヤー!」のところなんかも、実際に声を出す口の形と、決めポーズの表情にこだわりがあって、なかなかOK がでなかったんです。山口監督がかなり編集で苦労していました。

本多私も最初にダチョウ倶楽部さんを起用するんだって聞いて驚きました。それで実際にスタジオに入ってすげぇなと。福井での広告展開としては、福井市内を走るラッピングバスに写真を使わせてもらったり、福井テレビさんのCMが印象的ですね。タイミングよく上島さんが月9 のTV ドラマに出演することになって、その時間帯にCM を流せたことは価値があったなと思います。周りもいろいろ気をつかってくれて「こういう面白い素材でしたらワク空けますよ」みたいな相乗効果もあったと思います。

犬童日本にいる人なら誰でも知ってますからね。年齢層もネタの認知度も鉄板ですしね(笑) おでんの煮込み具合とか、細かい素材まで指定されました。こんにゃくはどこのメーカーがいいとか。コンロも二種類用意するとか。

村田お茶の間のTV で見ているイメージとは全然違うんでしょうね。

犬童圧倒的なプロでしたね。百戦錬磨でやってこられたんでしょうから、アクションが一発でビタっと決まっちゃうんです。ホントに凄い。今回、ダチョウ倶楽部の三人が着ている顔出しのロボットコスチュームは特注品なんです。既製のロボットに入ってもらえれば一番よかったんですけど、汗がこもったりして演技に集中できなくなるといけないので、土佐さんに相談しました。それでロボットのボディの後ろを繰り抜いたコスチュームを特別に作りました。

本多クァトロさんでは「遊んぶる」というキーワードで、遊びの楽しさを追求していこうというスローガンを掲げられているわけですけど、映像を作る側からみて、今回のようなCM を作るときのごだわりというのは?

犬童土佐さんにしても、山口監督にしてもクリエイティブのこだわりがすごいですからね。それだけでおもしろいものができるのは間違いないですし、吉田さんと土佐さんのやりとりとか、太田プロからの「このシーンをこうしてほしい」というオーダーも入っていて、ほんとうに色々な要望がうまく調和した作品だと思います。帽子を投げるシーンもストーリーの中でこうなってないと成立しないとか、太田プロのこだわりがあって。いろんな要素が組み合わさって出来た、集大成のようなコマーシャルですね。クリエイター側から見ても、視聴者側から見ても、すごくエポックなCM になったのではないでしょうか?

村田聞けば聞くほど、もっと真剣にCM 見ないといけないですね( 笑)

犬童ホント、北陸だけじゃもったいないです( 笑) ダチョウ倶楽部は全国区ですし、土佐さんはそれこそヨーロッ
パや上海などで個展が開催されてワールドワイドに活躍されていますし。

村田北陸三県以外でCMを流すときは、お店作らないと( 笑)

犬童映画の世界もそうですけど、仕事のできる方ほど他人には優しいです。映画「つむぐもの」の主役の石倉三郎さんも役者人生50 周年らしいんですけど、ホントに優しい人です。最初、すごく怖いイメージがあったんですけど。

村田周りのスタッフは年下の人ばかりでしょうからね。TV で見ていても大変ですよね。撮影で簡単に妥協するわけにもいかないでしょうし。

犬童僕もそう思います。今回の映画「つむぐもの」では石倉さんのキャラクターを全部封印しました。最初はやりにくそうでしたけど。「監督がそう言うのなら」ということでご納得頂けました。ダチョウ倶楽部さんもそうですけど、ベテランの方はそういったところがすごいです。常に立ち居振る舞いがきちっとしています。中途半端に若くて人気が出たばっかりの人とか、場合によってはエキストラのほうが態度悪いときがあります。ダチョウ倶楽部のCM 撮影現場でも、ケアをどうしようかいろいろと気をつかったんですが、寺門ジモンさんはTV で見てるまんまで、気さくに「次のシーン行こう」とか言ってくれて。「迷ってるんだったら、両方撮っとけば繋がるから」とか言ってくれるんですよ。

村田本当にいい方なんですね。三人の方々に特徴とか役割分担はあるんでしょうか?

犬童そうですね、ジモンさんはすごく前向きな方で「いこうよいこうよ」というノリです。あんなことを言ってくださるタレントさんは他にいませんね(笑)上島竜平さんは、違った方法で現場を盛り上げてくださる方です。誰も見ていないところでスタッフの乳首をつねったりとか(笑)ちょいちょいノリツッコミを入れて現場を盛り上げてくれたりとか。一番びっくりしたのはリーダーの肥後克広さんですね。終始マイペースで「おはよーございます」から始まって、常に温厚というか、「次に僕は何を着ればいいのかな〜」といった感じです。本番入るとビシっとされるんですけど。CM 撮りの合間の三人の様子が、三者三様で面白かったです。監督も次から次にOK 出していったんで、予定より4 時間早く終わっちゃいました。休憩時間を含めて、撮影時間のスケジュールを長めにとっていたんですけど、明るいうちに撮影が終わりました。僕らスタッフにとってもいい経験をさせてもらいました。
東京でダチョウ倶楽部さんで何か撮ろうとすると、もっと代理店が何社も入ったり、仕事の分担もとても複雑になりますが、今回は僕達も直接ダチョウ倶楽部さんと話していろいろ撮影を進めたりできたんで、すごくいい経験になりました。CM 撮影もそうですし、作り手としては映画も撮影現場をぜひ見ていただきたいです。

新店「クァトロブーム富山田中町」

村田今回はスケジュールが合いませんでしたけど、富山県の富山市田中町に出店した新店をご案内できればよかったんですが。店内にある吉川壽一先生の「月を呼ぶ太陽」という作品や大塚先生の建築をぜひご覧頂きたかったなと思います。

犬童時間が合わなくて残念です。かわりに福井の店舗を拝見しましたが、あまりパチンコ屋さんという感じがしなかったです(富山の写真を見ながら) 最近だと東京でもシンプルなパチンコホールもありますけど、ホントにシンプルですね。

村田今回は、道路側から少し店内が見えたらいいなとか、キレイだけど少し賑やかなのがいいなとか、いろいろ大塚先生にお願いしました。この中央に飾ってあるのが、土佐さんの最新作で、人が入ってなくても動くロボット( 笑)東京青山のレストランで、女性アイドルタレント型のロボットとの結婚式、通称「ロボ婚式」に登場したロボットです。リモコン付きで動きます。

犬童土佐さんにロボット作ってもらうっていうところが、もうホントにカッコイイですね。以前土佐さんに映画の小道具を作ってもらった時に美術監督が、これが一番高価のものになるから、取り扱いに気をつけてねって言ってました。クァトロボをよく見ると、胴体がゴミ箱、手がふとんバサミ、耳が石鹸受けとか100 均で売ってるものとかでできているんですよね。でも完成したものを見るとデザインとして洗練されていて。

村田 2 年前に、金沢21 世紀美術館で明和電機の「明和電機ナンセンスマシーンズ展」を見たときも、その世界観というか精神世界に驚きました。そういえばこの前の東京マラソンの時も、土佐さんが発明した「ランニングしながらトマトを食べるマシン」が全国ニュースに流れていました( 笑) カゴメから依頼があって、研究員の方が自分でマシン背負って完走したというニュースでした。

本多金沢21 世紀美術館 の「明和電機ナンセンスマシーンズ展」はムラタさんも協賛されているということで、北陸三県のマスコミにもニュースリリースしました。仕事で、というより、おもしろいから行きたいという気持ちです(笑)

村田いろんな方々のお力をかりて、本当に感謝の気持ちで一杯です。本日はありがとうございました。     
 
 (対談収録2015年12月8日 文責 (有)吉田一彦企画室)






























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